1歳の息子を連れて、宮崎へ2泊3日の正月旅行に行ってきました。
我が家のスタイルは「子ども優先だけど、美味しいごはんも絶対に妥協しない」グルメ旅です。
「子連れでも入れるお店が知りたい」
「せっかくなら夜の宮崎グルメも楽しみたい」
そんなママ・パパに向けて、実際に子連れで入れた本当に美味しい宮崎グルメをまとめました。

お店紹介では、子連れが気になる座敷の有無や子ども椅子などの情報もあわせて書いています。
もちろん、息子の遊びスポットも忘れずに。
宮崎市内に泊まって青島観光まで楽しめる、1歳子連れでも無理のないコースになっています。
宮崎グルメと子連れ旅のリアルが、これからの旅プランのヒントになれば嬉しいです。
・子連れで入れる宮崎の本当に美味しいお店
・無理なく回れる2泊3日プラン(グルメ・遊び・観光)
・1歳子連れ旅をラクにする持ち物
※この記事は2024年1月4日~6日の旅行レポです。
Day1|動物園&繁華街グルメ満喫の夜
- 道の駅でランチ
- 宮崎市フェニックス自然動物園
- 夜は宮崎市内の繁華街ニシタチへ
宮崎に着いた初日は、まず我が家の定番「道の駅 北川はゆま道」へ。
目的は、塩がしっかり効いたふわふわの子持ち鮎の塩焼き。
東九州道北川ICすぐでアクセスもよく、レストランには座敷もあって子連れでも落ち着けます。


ここの鮎の塩焼きはしっかり塩が効いているので、小さい子には味見程度がおすすめです。

▶ 道の駅 北川はゆま(路面店・レストラン)の詳細レポはこちら
お腹が満たされたあとは、息子が思い切り遊べる宮崎市フェニックス自然動物園へ。
1歳半でもエサやりに挑戦できて、動物に飽きても園内に遊園地や公園があるので長く楽しめました。

フェニックス自然動物園:ご利用案内はこちら(営業時間・入園料など)
歩きたい盛りの1歳半は、抱っこ紐よりヒップシートが圧倒的にラク!
抱っこ→歩く→抱っこ…の無限ループでも乗せ下ろしがスムーズにできました。
夕方にホテルにチェックインして、夜は宮崎市内の繁華街ニシタチへ。
まずは個室のある居酒屋で息子の食事を済ませ、落ち着いたところで今回の旅の大本命「焼鳥 丸万」へ。
炭火の香りと絶妙なレア加減のもも焼きはやっぱり別格。これを食べるために宮崎へ来たと言ってもいいくらいです。

締めは、どうしても食べたかった「元祖辛麺・東風屋」へ。
カウンターのみで、子連れには正直やさしくないお店です。
…それでも「もう一度食べたい!」と思う味で、今回も迷わず向かいました。
隣の席には赤ちゃんを抱っこ紐で抱えながらのママさんも。

そこまでしてでも食べたい気持ち分かる…と、共感しながら食べました。

▶ 焼鳥 丸万/元祖辛麺 東風屋の詳細レポはこちら
こうしてDay1は、宮崎グルメの大本命を一気に堪能できた大満足の初日になりました。
Day2|青島へ。観光と海鮮ランチを楽しむ日
- 朝食はホテルで簡単に
- 車で青島へ。青島ビーチパークと青島神社、鬼の洗濯岩を散策
- 移動の途中で海鮮ランチ
- サンメッセ日南、鵜戸神宮をめぐってホテルへ
- 夜は再び繁華街へ
朝は、前日にスーパーで買っておいた軽めの朝ごはんでゆるっとスタート。

旅先の“バナナ”って本当に優秀ですよね!
自分で食べてくれるし、腹持ちも良くて助かります。
2日目は車で青島へ。海風が気持ちよくて散策が最高。
息子は芝生に降ろした瞬間にタタタッと走り回って、海岸近くの遊歩道もご機嫌でお散歩してくれました。


青島神社へ向かう途中、青島ならではの鬼の洗濯岩が一帯に広がっていて、歩いているだけで宮崎らしさをたっぷり感じられました。
ランチは、青島神社とサンメッセ日南の間にある「磯料理 星倉」に。
広めの座敷個室に案内してもらえて、1歳連れでも落ち着いて食事ができました。

息子には私たちの定食からご飯・茶碗蒸し・磯魚のみそ汁・小鉢を取り分け。
お刺身の新鮮さ、エビフライのサクサク感も最高で、広めのテーブルで親も一息つけました。
ランチ後はサンメッセ日南へ。
ここでまさかの突然の機嫌崩壊。

あ…これがイヤイヤ期なの??
と、1歳子連れ旅のリアルを痛感しました。
気分転換をしつつ、なんとか持ち直してもらって、鵜戸神宮へ参拝に。
崖の上から見える海の迫力に感激。
日南は移動のたびに絶景が広がって、本当に気持ちがいいエリアでした。
この日の宮崎はお正月とは思えないほど暖かく、息子は肌着1枚で過ごした時間帯も。
荷物がかさばりやすい季節でもあるので、脱ぎ着しやすいアウターだったら便利だなと感じました。
夕方には宮崎市内に戻り、まずは息子の食事をすませるために居酒屋へ。
そのあと、旅の感動が忘れられず、この旅2度目の「焼鳥 丸万」へ立ち寄りました。

旅先で二日連続同じ店はなかなか無いのですが、夫婦そろって「今日も行くしかないよね」と即決でした。
締めは子連れ定番のうどん屋さん、「釜揚げうどん戸隠本店」。
細めでやわらかめの麺は1歳にも食べやすく、柚子風味のつけ汁が本当に絶品。
子どもにはつけ汁を薄めて調整できるので、安心して食べさせられました。

夜のみ営業で飲み帰りの方も多いお店なので、早い時間帯のほうが席が空いていて落ち着けました。
▶ 磯料理 星倉/釜揚げうどん戸隠本店の詳細レポ
Day2は、海の気持ちよさと宮崎グルメの安定感をたっぷり味わえる1日になりました。
Day3|帰る前に地元民の味を
- 朝食は地元民御用達店で
- 長距離移動のため早めに帰路へ
最終日は観光を詰め込まず、ゆっくり朝ごはんを食べて帰るだけの構成にしました。
朝食は、朝8時から営業している「ひろ屋」であんかけ焼きそばを。
朝の時間帯にしっかり食べられるお店は意外と少ないので、開店が早いのはありがたかったです。

この日は帰路の移動時間が長くなる見込みだったので、観光はせず早めに出発。
息子にはタブレットで動画を見てもらいながら過ごしてもらいました。
即席でタブレットをガムテープで後部座席に固定したのですが、
「こういうときのために、ちゃんとしたスタンドを買っておけばよかったな…」と少し後悔しました。

次に旅行で宮崎を訪れるなら「小林の里」にまた行きたいと思っています。
別日の旅で立ち寄ったお店なのですが、広い個室があって小さな子どもでも安心。
親子丼をいただいたのですが、地鶏刺しや炭火焼きもきっと美味しいんだろうなという期待がふくらむ味でした。
旅のまとめ
今回の旅は、子どもが1歳でも無理なく楽しめる動線で組んだおかげで、親子ともにゆっくり過ごせる時間が多かったです。
宮崎グルメは座敷のお店が思ったより多く、子連れでも入れる場所がたくさんありました。
青島〜日南の観光スポットも、散策しながら宮崎らしさを感じられて、家族旅行にぴったりのエリアでした。
子連れOK!宮崎グルメ詳細まとめ
場所や営業時間の他、子連れの気になる「座敷の有無」「子ども椅子の有無」についてもまとめています。
各お店の最新情報は、公式サイトや食べログ等で事前にご確認ください。
道の駅 北川はゆま(宮崎県延岡市)
宮崎へ行く際、我が家が毎回立ち寄る道の駅です。
ここの「尾辻あゆ店」の鮎の塩焼きが大好きで、延岡へ行く楽しみのひとつになっています。
塩気は大人向けですが、道の駅のレストランには座敷があり、子どもイスもあるので子連れでも利用しやすいです。
この日は満席でテーブル席になりましたが、息子はパパのどんぶりから海苔ご飯やしらす、小鉢などを取り分けて食べました。


道の駅北川はゆま
住所:宮崎県延岡市北川町長井5751-1 東九州道北川インターチェンジすぐ
電話番号:0982-24-6006
営業時間:8:30~18:00
店舗・売店
(11月~3月、8:30~17:30、1/2 ~15:00)
喫茶・軽食
9:00~17:30
定休日:12月31日~1月1日
焼鳥丸万(宮崎市橘通西)
本場の地鶏もも焼きが味わえる名店です。脂はプリッと弾力があり、炭火の香りがしっかりしているのにレアで柔らかい…驚く美味しさでした。
もも焼きにはスープときゅうりがセットです。
子ども向けメニューはほぼなく、我が家は1軒目で息子の食事を済ませてから訪れました。

ピラフ、サラダ、おにぎりなどはありました。


焼鳥丸万
住所:宮崎県宮崎市橘通西3-8-7
電話番号:0985-25-5451
営業時間:17:00~23:00
定休日:月曜日
元祖辛麺東風屋(宮崎市中央通)
辛麺が好きな方にぜひおすすめしたい一軒です。
ニンニクがしっかり溶け込んだ優しい旨味スープで、もつ鍋のようなコクがあります。麺はこんにゃく麺のみです。
カウンターのみなので子連れには向きませんが、開店直後にサッと食べれば現実的だと思います。
私が訪れた際は、抱っこひもで赤ちゃん連れの方もいらっしゃいました。


元祖辛麺 東風屋
住所:宮崎県宮崎市中央通7-27 1F
電話番号:0985-20-0843
営業時間:19:00~01:00
定休日:不定休
磯料理星倉(宮崎市内海)
青島神社とサンメッセ日南の間にあり、子連れ旅行のランチにとても使いやすいお店です。
広い座敷の個室に通していただき、ゆったりと食事ができました。
息子には定食のご飯や茶碗蒸し、磯魚の味噌汁などを取り分けました。
新鮮で厚みのあるお刺身、サクサクのエビフライは大人も満足の味です。


磯料理星倉
住所:宮崎県宮崎市内海6228-3
電話番号:050-5595-9987
営業時間:11:00~19:00
定休日:不定休
釜揚げうどん戸隠本店(宮崎市中央通)
大人も子どもも食べやすいうどんのお店です。細麺で少し柔らかめなので、1歳の息子もつるんと食べていました。
柚子が香るつけ汁がとても美味しく、子どもには量を調整しながら薄味にして取り分けられました。


釜揚げうどん戸隠本店
住所:宮崎県宮崎市中央通7-10
電話番号:0985-26-2872
営業時間:19:00~2:00
定休日:日曜日、祝祭日
ひろ屋(宮崎市島之内)
朝8時から営業している、地元の方に愛されているお店です。
優しい雰囲気のおじいちゃん・おばあちゃんが迎えてくださり、座敷も子どもイスもありました。
店内には「薄味希望の方はお申しつけください」という案内もあり、子どもに取り分ける時も安心でした。
人気のあんかけ焼きそばは野菜がたっぷりで、1歳半の息子にもそのまま分けました。


ひろ屋
住所:宮崎県宮崎市島之内6730-2
電話番号:0985-39-7188
営業時間:8:00~20:30
定休日:水曜日
持ち物アドバイス|1歳子連れ宮崎旅で助かったもの・持っていけばよかったもの
今回の2泊3日の旅で、「持って行って本当に助かったもの」と「持っていけばよかったもの」をまとめました。
便利だったもの:ヒップシート
まず、実際にとても役立ったのはヒップシートです。
観光地では歩いたり抱っこを求められたりの繰り返しなので、ワンタッチで抱っこできるヒップシートは負担が少なく、本当に便利でした。
持っていけばよかったもの1:車内用タブレットホルダー
長距離移動ではタブレットが欠かせませんでした。
今回はタブレットスタンドを忘れてしまい、車内でガムテープで固定するという力技になってしまったので、次回は専用のホルダーを必ず持っていこうと思います。
持っていけばよかったもの2:軽量アウター
最後に、「持っていけばよかった…」と強く思ったのは、軽めのアウターです。
正月の宮崎は予想以上に暖かく、息子は肌着一枚で過ごす時間もありました。気温差のある旅先では、脱ぎ着しやすい薄手アウターがあると安心だと感じました。
特にノースフェイスのベビーダウンは軽く、持ち運びしやすいので、旅行にぴったりですよ。
宮崎のように移動距離が長く、気候の変化もある場所では、この3つがあれば特に心強かったです。
まとめ|1歳子連れ宮崎旅をふりかえって
今回の2泊3日の宮崎旅行は、移動距離が長めではありましたが、想像以上に子連れ向きのスポットが多く、家族みんなでゆったり過ごせました。
特に、座敷や子ども椅子があるお店を事前にチェックしておくことで、食事の時間がとても快適になりました。
この記事が、同じように小さなお子さんと旅行を考えている方の参考になれば嬉しいです。



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